
こんにちわ。島根県出雲市でアロエベラを栽培している杉谷です。
皆さんはアロエベラを食べた事はありますでしょうか?
あろえん君
あれってアロエベラなのかな?
アロエベラ?アロエと違うの?と思うかとおられるかと思います。
今回は一般的な”アロエ”と”アロエベラ”の味の違いについて説明させていただきます。

もくじ
日本で多く見かけるアロエは、アロエベラとキダチアロエの2種類です。

キダチアロエは細長く、主に外用の薬として火傷や切り傷に良いとされ古くは平安時代から薬用植物として使われてきました。
アロエベラはキダチアロエよりも葉が大きく、肉厚なアロエです。アロエヨーグルトやアロエジュースなどの加工品に使用されているものがアロエベラになります。
あろえん君
大きくて食べれる葉肉部分が多いのがアロエベラなんだね!
アロエベラの葉には透明なゲルが詰まっています。この透明なゲルにはムコ多糖体という成分が多く含まれており、皮膚のコラーゲンの生成を促したり、皮膚の再生を助けたりと美容にも大変良いとされています。
食感はプルプルシャキシャキと食べやすく、サイコロ状や薄くスライスして食べると食感を楽しめます。味は若干の苦味はありますが、2〜3分程度お湯に通し流水で粘りをとると苦味が無くなります。
そのまま生で食べるのではなく、はちみつ漬けにしヨーグルトと一緒に食べるのも良いでしょう。
アロエベラは無味ですが新鮮なものはエグみや苦味がある

食用として紹介させていただいたアロエベラですが、キダチアロエと同様、苦味の原因となる成分が含まれています。
アロエベラを切ると断面から出てくる黄色の液体「アロイン」。
この成分がとっても苦いのです。そのかわり薬効成分が強く、適量を摂取すると便秘解消にもなります。
アロインはアロエの葉と葉肉部分の間に多く含まれていてます。
キダチアロエは透明な葉肉部分が少ないので、食べるとアロインをそのまま口に入れているのとかわりません。
しかしアロエベラは葉肉部分が多いので皮を綺麗に剥くことができれば苦味を感じず食べることができます。
アロエベラの苦味成分”アロイン”は収穫したあと切り口の断面から出ていきます。
しかし、アロイン(黄色の液体)は中々出ていかないんです。。時間が経てばある程度アロインは抜けきる事はできるのですが収穫したてから、数日はアロインがまだ葉の中に含まれている状態なのでご注意ください。
苦味が気になる方は、カットした葉肉を軽く湯がいてあげるか、水洗いしてください。冷蔵庫で一晩冷やすと味も落ち着きます。
このようなアロエベラは透明な葉肉部分にもアロインが浸透してしまっているので葉肉部分もとても苦いです!
新鮮な元気の良いアロエベラの株から収穫されたアロエベラをご利用ください。
アロエベラってどんな味がするの?まとめ

アロエベラの味、苦味の原因について書かせていただきました。
アロエベラは他の種類のアロエと違い、葉肉部分が大きく苦味が少ないので食用として利用されています。
しかし、昔からキダチアロエを薬代わりに利用されているので
「苦いのが身体にいいんだよ!」
と言われる方も多くいらっしゃいます。
あろえん君
アロエベラはアロエヨーグルト、アロエジュース、アロエ酒、アロエの黒酢漬けなど利用方法は様々です。
ご自身の生活、身体に合わせてアロエをご利用いただけたらと思います。
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