アロエベラの育て方 |植え替え時期、土、肥料、土選びをアロエ農家が解説

こんにちは。島根県出雲市でアロエベラを栽培している杉谷です。

アロエベラは観賞用、家庭での食用にとしてご利用できます。
百均、ホームセンターなどでも簡単に買えるアロエですが、
今回はアロエベラの育て方について書かせていただきます。

アロエベラの土選び

ホームセンターで売られている「野菜・花の培養土」をご利用ください。
名称、値段は様々ですが目安としたら20リットル600円前後のものであれば十分です。
100均で売られているものや、200円前後の安い培養土もありますが・・土の中身がスカスカで生育も悪いですし根も出ません。
「土」といっても安かろう悪かろうですので、しっかりと元肥の入っている培養土をお選びください。

注意
「アロエ・金のなる木」などの専用の培養土も売られていますが、”アロエベラ”には適していません。観葉植物用の土ですので肥料分も少ないですので葉が大きくなりにくいのです。値段も高いですからね。

アロエベラの鉢選び

アロエベラの大きさに合わせてお選びください。当農園で販売しているアロエベラは重さが3kg前後、葉の長さが50cm程度あります。このサイズだと10号鉢で高さのある植木鉢をお選びください。

菊鉢は、どこでも売られていますし値段もお手頃なのでおすすめです。

注意
アロエベラは寒さに弱い植物です。12月〜4月までは屋内に入れていただき、天気の良い日のみ外に出してください。
そのため動かしやすいように鉢も軽い素材のものをお選びください。
陶器の鉢だと重くて出し入れできません。

アロエベラの植え替え時期

室内で管理が可能であれば、年中植替えは可能です。
しかし発根するまで時間がかかりますので、最も植替えに適した時期は3月〜6月です。
根が張るまで1ヶ月〜2ヶ月必要ですので、株が大きくなるのは3ヶ月目以降となります。
葉が大きくなる気温は15℃〜30℃ですので、春の間に植替えを済ませていただければ春〜秋にかけて株はどんどん大きくなります!

アロエベラの肥料選び

植え替え時に元肥の入っている培養土をご使用いただければ翌年まで肥料は必要ありません。
翌年の5月〜9月の間、液肥でしたら2週間に1回。固形肥料であれば2ヶ月に1回。あたえると良いでしょう。

アロエベラは鉢の大きさによって株の大きさも変わります。2年に一度、一回り大きめの鉢に植え替えていただければ更に大きなアロエベラの株ができあがります。

アロエベラを育てる注意点

アロエベラは害虫にも強く誰でも簡単に育てる事が可能です。失敗する理由が2点のみです!

植替え2ヶ月は水やり少なめです!

せっかく鉢植えにしても枯らしてしまう理由は根腐れです。
根がしっかりと出ていないのに水を多く与えすぎると根が腐ってしまいます。
春に植替えをおこなっても、土全体が乾いてから水を与えてください。
目安は2週間に1度で大丈夫です!

日陰〜半日陰で管理してください

すぐに枯れてしまう事はありませんが、あまり日当たりの良い場所に置いておくと葉が茶色に変色してしまいます。できれば日陰、半日陰で管理いただければと思います。
天気の良い日が続いていても水やりは5日〜1週間に1度で問題ありません。
アロエベラは葉に水分を多く蓄えているので水をやりすぎると葉が柔らかく弱々しい株になってしまいます。

アロエベラの育て方まとめ

長く書いてしまいましたが、簡単にまとめると

10号鉢に600円程度の培養土に植えてやり、水やりは1週間〜2週間。気が向いた時に与えたら良いです。

日当たりは軒先やベランダに置いていただければ大丈夫です。

何かご不明な点なのがあれば直接ご連絡ください。

アロエベラ農家杉谷泰春
電話番号:080-1900-6784

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